矢切の渡しは、東京都葛飾区柴又と対岸の千葉県松戸市矢切へ渡る渡し場です。
唯一、ここかなと思える案内。このほかに時刻表とか券売機とか料金の案内はなし。
桟橋は、ガタついていてスリル満点。入り口の扉もさびているのでほんとにここでいいのか心配になります。
待っていたら、船が近寄ってきました。
川幅130m、水深は約6メートル。柴又と矢切をモーター付きの船でピストン輸送しています。
片道200円。 所要時間は約10分、定員は30名です。
船頭さんに往復料金400円を手渡しで支払い乗船します。
水深6m、底は全く見えません。救命胴衣を座布団代わりに使用しています。
対岸の松戸の無料駐車場を利用し、船で柴又観光をする人もいるそうです。
観光地の船頭さんといえば、笠をかぶって着物を腰のあたりまでたくし上げ、歴史やその地にまつわる物語などをゆったりと語ってくれるイメージがあるのですが、今回は違いました。
案内人は脱色ロン毛にベティちゃんのトレーナー。現代の芸能ゴシップ、政治への突っ込みなどを早口で語ってくれます。聞き取れない部分も多かったけど、まぁ楽しめました。
乗船時間往復:20分